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奏話§ワーグナーのオペラとオペレッタ [オペラ]

ワーグナーの10作品だけを上演するのがバイロイト音楽祭、会場は言わずと知れたバイロイト祝祭劇場である。今日は、そこで小耳に挟んだ“小ネタ”をご紹介。

バイロイト音楽祭の中の人たちの間では、上演される10作品の内で、前期に作曲された3作……『さまよえるオランダ人』『タンホイザー』『ローエングリン』を軽い“オペレッタ”と呼んでいるようなのだ。

そして後期の7作品……『ニーベルングの指環』の四部作『ラインの黄金』『ワルキューレ』『ジークフリート』『神々の黄昏』そして『トリスタンとイゾルデ』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』『パルジファル』以上を“オペラ”と呼んでいるということである。

バイロイト音楽祭では、新演出された舞台は5年間続けて上演される。巡り合わせの中で“オペラ”7演目が上演される年があって、我々にとっては、2008年がその年にあたっており『ニーベルングの指環』4演目に始まり『トリスタンとイゾルデ』から『パルジファル』まで、後期重量級7演目をコンプリートできた。

↓2008年のチケット。指環は4演目通しで1枚だ
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ただし、舞台の出来は指環からマイスタージンガーまで、決して褒められたものではなく、堪能できた舞台は、唯一『パルジファル』のみである。そして気がついたのは、指環上演では『ワルキューレ』と『ジークフリート』の後に一日ずつ休日が置かれるが『神々の黄昏』から『パルジファル』までは4日間ぶっ通し休みなしでの上演で、これはかなりタフな鑑賞体験だった。

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