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顧話§今日の歴史~そして将棋も~ [パソコン]

1996年2月10日、ディープ・ブルーがチェス王者G・カスパロフに勝つ。

取られた駒を自分のものとして使える将棋と違って、相手に取られた駒が使われることのないチェスは、早々とコンピューターが強くなっていって、当時の世界チャンピオンであるガルリ・カスパロフと対戦した。

その時の結果は、3勝1敗2引き分けでカスパロフの勝ちとなったが、コンピューターが1勝したことで話題となったのである。その後、翌年にも再戦が行われ、1勝2敗3引き分けとIBM製コンピューターが勝利したのだ。

カスパロフはさらに再戦を望んだが、IBMがそれ以上の開発をやめたことで、再戦が行われることはなかった。

1960年代から70年代にかけて世界チャンピオンだったボビー・フィッシャーが「もしも神と対局したら?」という問いに「先手だったら引き分けだ」と答えたというが、なかなかに含蓄のある言葉ではないか。

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