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祝話§壽初春大歌舞伎~勘九郎の一條大蔵卿~ [歌舞伎]

壽初春大歌舞伎第一部は千秋楽のチケットが取れたはいいが、東京の感染者数が1万5千人を超えるかという状況につき、この日も車での往復とした。

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一本目『一條大蔵譚』の檜垣、奥殿。まずもって勘九郎の一條大蔵卿が芯としてしっかり存在感を示していることを感じる。特に作り阿呆の様子が見事である。そして奥殿で八剣勘解由を討った後、本心を明かすところと、作り阿呆に戻るところのメリハリが鮮やかではなかったか。

獅童の吉岡鬼次郎は姿はまさに“それ”なのだが、動き出すとギクシャクとして何とも具合が悪く、力不足は否めない。その他、七之助のお京、扇雀の常盤御前、山左衛門の八剣勘解由、歌女之丞の鳴瀬。千秋楽ということで、舞台全体が締まって見えた。

入場したところで買ったのは、一月の筋書と今年のかぶき手帖。

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一年の内、一月の筋書を買うのは、巻末近くに前年の“歌舞伎座興行年表”が掲載されているからで、一つの記録としての購入。かぶき手帖も2年ぶりに買ったが、11月に逝去した中村吉右衛門が最後の掲載となってしまった。

13時過ぎに終演。遅めの昼食の後は、揚げ物のチョウシ屋でコロッケとハムカツを晩の肴に2枚ずつ。さらにいわて銀河プラザまで歩いてあれやこれや買って、帰宅したのは、まだまだ明るい15時過ぎである。

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