楽話§今年の歌舞伎を回顧する [歌舞伎]
今年も歌舞伎通いがメインの一年となった。出かけた公演は以下のとおりで合わせて18回……淡々と通えたのは、一部あたりの上演時間が休憩を含めて2時間程度で、重めと感じる演目でもさほど負担にならずに済んだのだ。
以下、長ったらしいが今年観た公演である。
【壽 初春大歌舞伎】
[第一部]
壽浅草柱建……松也、他
悪太郎……猿之助
[第二部]
夕霧名残の正月……鴈次郎、扇雀
仮名手本忠臣蔵~祇園一力茶屋の場~……吉右衛門、雀右衛門
↓2013年11月『仮名手本忠臣蔵』歌舞伎座
【二月大歌舞伎】
[第二部]
於染久松色読販~土手のお六、鬼門の喜兵衛~……仁左衛門&玉三郎
神田祭……仁左衛門&玉三郎
[第三部]
奥州安達原~袖萩祭文~……勘九郎&七之助
連獅子……勘九郎&勘太郎
【三月大歌舞伎】
[第二部]
熊谷陣屋……仁左衛門、歌六
雪暮夜入谷畦道~直侍~……菊五郎&時蔵
【四月大歌舞伎】
[第三部]
桜姫東文章~上の巻~……仁左衛門&玉三郎
【五月大歌舞伎】
[第三部]
八陣守護城~湖水御座船……歌六(吉右衛門休演)
春興鏡獅子~菊之助
【コクーン歌舞伎】
夏祭浪花鑑……勘九郎、七之助
【六月大歌舞伎】
[第二部]
桜姫東文章~下の巻~……仁左衛門&玉三郎
【七月大歌舞伎】
[第一部]
あんまと泥棒……中車、松緑
蜘蛛の絲宿直噺……猿之助、梅玉
【八月花形歌舞伎】
[第一部]
加賀見山再岩藤~岩藤怪異篇~……巳之助(猿之助休演)
[第二部]
真景累ヶ淵~豊志賀の死~……七之助
仇ゆめ……勘九郎&七之助
【九月大歌舞伎】
[第三部]
東海道四谷怪談……仁左衛門&玉三郎
【十月大歌舞伎】
[第一部]
天竺徳兵衛新話~小平次外伝~……猿之助
俄獅子……松也
[第三部]
松竹梅湯島掛額~吉祥院お土砂の場、四ツ木戸火の見櫓の場~……菊五郎
喜撰~六歌仙容彩~……芝翫
【十二月大歌舞伎】
[第一部]
新版伊達の十役……猿之助
[第二部]
男女道成寺
ぢいさんばあさん……勘九郎&菊之助
[第三部]
吉野山~義経千本桜~松緑、七之助
信濃路紅葉鬼揃……玉三郎、松緑、七之助
とうとう吉右衛門が亡くなってしまった。初春大歌舞伎、一力茶屋の由良之助が最後に観た舞台姿だったが、生彩のなさも感じていたのだった。今年、元気だったのは仁左衛門と玉三郎で、2月の於染久松色読販に始まり4月、6月の桜姫、9月の四谷怪談と精力的に舞台に出てくれた。
若手では、猿之助が第一部にせっせと出てくれていた。勘九郎と七之助もコクーン、歌舞伎座と積極的な活動を展開。
吉右衛門の逝去で“大看板”が白鸚、菊五郎、仁左衛門の3人になったことで、先に挙げた猿之助や勘九郎、染五郎などなどの、役者としてより一層の奮起と成長を期待したい。
《歌舞伎のトピックス一覧》
以下、長ったらしいが今年観た公演である。
【壽 初春大歌舞伎】
[第一部]
壽浅草柱建……松也、他
悪太郎……猿之助
[第二部]
夕霧名残の正月……鴈次郎、扇雀
仮名手本忠臣蔵~祇園一力茶屋の場~……吉右衛門、雀右衛門
↓2013年11月『仮名手本忠臣蔵』歌舞伎座
【二月大歌舞伎】
[第二部]
於染久松色読販~土手のお六、鬼門の喜兵衛~……仁左衛門&玉三郎
神田祭……仁左衛門&玉三郎
[第三部]
奥州安達原~袖萩祭文~……勘九郎&七之助
連獅子……勘九郎&勘太郎
【三月大歌舞伎】
[第二部]
熊谷陣屋……仁左衛門、歌六
雪暮夜入谷畦道~直侍~……菊五郎&時蔵
【四月大歌舞伎】
[第三部]
桜姫東文章~上の巻~……仁左衛門&玉三郎
【五月大歌舞伎】
[第三部]
八陣守護城~湖水御座船……歌六(吉右衛門休演)
春興鏡獅子~菊之助
【コクーン歌舞伎】
夏祭浪花鑑……勘九郎、七之助
【六月大歌舞伎】
[第二部]
桜姫東文章~下の巻~……仁左衛門&玉三郎
【七月大歌舞伎】
[第一部]
あんまと泥棒……中車、松緑
蜘蛛の絲宿直噺……猿之助、梅玉
【八月花形歌舞伎】
[第一部]
加賀見山再岩藤~岩藤怪異篇~……巳之助(猿之助休演)
[第二部]
真景累ヶ淵~豊志賀の死~……七之助
仇ゆめ……勘九郎&七之助
【九月大歌舞伎】
[第三部]
東海道四谷怪談……仁左衛門&玉三郎
【十月大歌舞伎】
[第一部]
天竺徳兵衛新話~小平次外伝~……猿之助
俄獅子……松也
[第三部]
松竹梅湯島掛額~吉祥院お土砂の場、四ツ木戸火の見櫓の場~……菊五郎
喜撰~六歌仙容彩~……芝翫
【十二月大歌舞伎】
[第一部]
新版伊達の十役……猿之助
[第二部]
男女道成寺
ぢいさんばあさん……勘九郎&菊之助
[第三部]
吉野山~義経千本桜~松緑、七之助
信濃路紅葉鬼揃……玉三郎、松緑、七之助
とうとう吉右衛門が亡くなってしまった。初春大歌舞伎、一力茶屋の由良之助が最後に観た舞台姿だったが、生彩のなさも感じていたのだった。今年、元気だったのは仁左衛門と玉三郎で、2月の於染久松色読販に始まり4月、6月の桜姫、9月の四谷怪談と精力的に舞台に出てくれた。
若手では、猿之助が第一部にせっせと出てくれていた。勘九郎と七之助もコクーン、歌舞伎座と積極的な活動を展開。
吉右衛門の逝去で“大看板”が白鸚、菊五郎、仁左衛門の3人になったことで、先に挙げた猿之助や勘九郎、染五郎などなどの、役者としてより一層の奮起と成長を期待したい。
《歌舞伎のトピックス一覧》
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