悼話§ベルナルト・ハイティンクさん(指揮者) [クラシック]
ベルナルト・ハイティンクの実演を聴いたのは4回。英国ロイヤル・オペラの日本公演で『ドン・ジョヴァンニ』と『フィガロの結婚』を。そしてベルリンフィルとシュターツカペレ・ドレスデンのそれぞれ定期演奏会を聴いている
ハイティンクの性格的なところもあったと思うが『ドン・ジョヴァンニ』はかっちりした音楽で舞台が締まっていると感じた。一方『フィガロの結婚』は、もうすこし融通をつけてもいいんじゃないかという窮屈さだった。
ベルリンフィルの定期はクルト・ザンデルリンクの体調不良キャンセルを受けてのコンサート。メインに置かれたブラームスの交響曲第2番が、引き締まった音楽で大満足。一方、ドレスデンでのメインだったシューベルトのグレイト交響曲は、どこか取り留めのない音楽と感じた。本人の資質が音楽にかくも反映されるものかと思ったのである。享年九十二
合掌
《追悼のトピックス一覧》
ハイティンクの性格的なところもあったと思うが『ドン・ジョヴァンニ』はかっちりした音楽で舞台が締まっていると感じた。一方『フィガロの結婚』は、もうすこし融通をつけてもいいんじゃないかという窮屈さだった。
ベルリンフィルの定期はクルト・ザンデルリンクの体調不良キャンセルを受けてのコンサート。メインに置かれたブラームスの交響曲第2番が、引き締まった音楽で大満足。一方、ドレスデンでのメインだったシューベルトのグレイト交響曲は、どこか取り留めのない音楽と感じた。本人の資質が音楽にかくも反映されるものかと思ったのである。享年九十二
合掌
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