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悼話§エディタ・グルベローヴァさん(歌手) [オペラ]

半世紀以上という驚異的な期間、トップクラスのコロラトゥーラ歌手として歌い続けたのがエディタ・グルベローヴァである。

たとえて言えば、フィギュアスケートですべての4回転ターンを失敗することなく完璧にやって見せるような歌声だった。

同居人は1980年に来日したウィーン国立歌劇場来日公演でカール・ベームが指揮した『ナクソス島のアリアドネ』のツェルビネッタを歌ったグルベローヴァを聴いているが、それはまた見事だったとのこと……羨ましい限り。

そして、初めてのグルベローヴァ実演は1982年4月。旅行中のウィーン国立歌劇場『セヴィリアの理髪師』のロジーナだった。

彼女が『今の歌声は』を圧倒的に歌って、当然のように盛大な拍手とが出た後、フィガロ(だったか?)が入れ言で『Che bella voce!(美しい声だ)』とやったら、再び盛大な拍手がという記憶がある。その時のアルマヴィーヴァ伯爵は、早逝した山路芳久である。享年七十四

合掌

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