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悼話§柳家小三治さん(落語家) [落語]

飄々とした語り口の、いかにも落語家落語家らしい人だった。

大好きなエピソードに、噺家として伸び盛りにあった頃、師匠の小さんから「いつまでも小三治じゃ何だろう」と改名を勧められた時「それだったら、大三治がいい」とか言ったら「大きな事故じゃあるまいし」と叱られたとか聞いたことがあって、この人らしいと思った記憶である。

クラシック音楽にも造詣が深く、音楽関連雑誌にもしばしば登場していた。享年八十一

合掌

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