浪話§南海ホークス対ロッテ・オリオンズ [野球]
プロ野球の公式戦を観たのは10試合に満たないはずだ。かつての後楽園から東京ドーム、神宮球場と都内の球場に始まり、甲子園で虎巨戦も観ている。
そんな中で一番の珍品は、難波にあった大阪球場で南海ホークス対ロッテ・オリオンズという試合を観たことだろうか。
1977年7月、京都の祇園祭見物に行った東京に戻る最終日、神戸で知り合いに会ったりと時間を潰したが、大阪駅から東京駅八重洲口への夜行バスまで時間がたっぷり残っていたので、調べれば大阪球場でナイターをやっていることがわかったので、いそいそと行ってみた。繁華街の中に造られた球場は敷地が狭いこともあって、急角度のすり鉢状なのが印象的だった。
一番安い外野席の上方に座って観戦を始めたが、入っていたお客さんの少なさに驚かされた。ざっと見渡しても、目視で数えられるほどで、おそらくは200人も入ってなかったのではなかろうか。
関西だなあと笑ったのは、南海ファンのおっさんが、ロッテの外野手得津を大声でいじりまくることだった。まあ、他愛もなく「得津がんばれえぇ!」とか声を掛け続けるのだが、得津はそれに振り向いては苦笑いするという、和やかな(嘘)光景が繰り広げられたのだ。
そうして、得津のところに打球が飛んできて後逸した時に、おっさんのボルテージはさらに上がって「得津がんばれえぇ!」を連呼するのであった。
肝腎の野球の中身など覚えているはずもなく、千人に満たない観客席と対戦相手をいじりまくるおっさんしか記憶にない。ちなみに南海の監督は野村克也、ロッテは金田正一である。
《野球のトピックス一覧》
そんな中で一番の珍品は、難波にあった大阪球場で南海ホークス対ロッテ・オリオンズという試合を観たことだろうか。
1977年7月、京都の祇園祭見物に行った東京に戻る最終日、神戸で知り合いに会ったりと時間を潰したが、大阪駅から東京駅八重洲口への夜行バスまで時間がたっぷり残っていたので、調べれば大阪球場でナイターをやっていることがわかったので、いそいそと行ってみた。繁華街の中に造られた球場は敷地が狭いこともあって、急角度のすり鉢状なのが印象的だった。
一番安い外野席の上方に座って観戦を始めたが、入っていたお客さんの少なさに驚かされた。ざっと見渡しても、目視で数えられるほどで、おそらくは200人も入ってなかったのではなかろうか。
関西だなあと笑ったのは、南海ファンのおっさんが、ロッテの外野手得津を大声でいじりまくることだった。まあ、他愛もなく「得津がんばれえぇ!」とか声を掛け続けるのだが、得津はそれに振り向いては苦笑いするという、和やかな(嘘)光景が繰り広げられたのだ。
そうして、得津のところに打球が飛んできて後逸した時に、おっさんのボルテージはさらに上がって「得津がんばれえぇ!」を連呼するのであった。
肝腎の野球の中身など覚えているはずもなく、千人に満たない観客席と対戦相手をいじりまくるおっさんしか記憶にない。ちなみに南海の監督は野村克也、ロッテは金田正一である。
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