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相話§神奈川フィル第371回定期演奏会 [クラシック]

今年2回目となるクラシック演奏会に行ってきた。アコースティックが気にいっているミューザ川崎で、神奈川フィルハーモニーの定期演奏会である。

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指揮:カーチュン・ウォン
ピアノ:三浦謙司

ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 B-Dur Op.83

[アンコール(三浦)]モンポウ:前奏曲第5番

**********************休憩**********************

ベートーヴェン:交響曲第7番 A-Dur Op.92

指揮のカーチュン・ウォンはシンガポール出身でニュルンベルク交響楽団の首席指揮者を務めている。ピアノの三浦謙司は、2019年ロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクールで第1位を獲得した気鋭。

1曲目、ブラームスの2番。端正なピアノ演奏が耳に心地よい。この日聴いたのは3階正面やや左だったが、いつもよりステージからの音が遠いと感じた。オーケストラの弦の響きもやや薄めだったのは、コントラバス5本に、チェロ6本という編成だったからか。あるいは指揮者が希望した音響だったということか。ミューザ川崎は相変わらずよく響いてはくれるのだが。

ピアニストのアンコールは初めて聴くモンポウ……秋らしい前奏曲。

休憩後はベートーヴェンの7番。第3楽章、第4楽章が出色のおもしろさ。音楽に合わせて踊るようなウォンの指揮にオーケストラも乗せられて、楽しく気合の入った演奏が堪能できた。第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンを対向配置にしたことで、4楽章後半の弦楽器の動きが立体的に聴こえてきたのも耳の愉悦だった。

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