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生話§芝の話~ラグビーやサッカー~ [ラグビー]

ラグビーやサッカーのピッチの話である。記憶をたどれば、1980年代が終わろうとしていた頃も、ラグビーシーズンにおける国立競技場のピッチの芝は枯れた色をしていた。1987年、雪の早明戦と言われた時の国立競技場ピッチは泥沼と化していたのだ。



上の動画は、サッカー天皇杯の歴史のようなものだが、これを見れば、当時の芝の状況を知ることができる。その頃、ヨーロッパのピッチの芝は、冬になっても青々としていたのに、どうして日本は芝が青くないのだろうかと不思議に思っていた時に耳にしたのが「日本の気象環境では芝が育ちにくい」といったような趣旨の関係者の言葉だったのである。

そんなものかなあと首を傾げつつ、昭和が終わって平成に変わると、ほどなくJリーグが発足した。そうしたら……青々としたピッチが出現したのだ。

それじゃあ、あの時の「日本の気象環境では芝が育ちにくい」という言葉は何だったのかと思いながら、実は管理が面倒とかでやる気がなかったのではないかと勘繰ってしまう。

さらに勘繰るなら、Jリーグ発足から、日韓ワールドカップへと繋がっていく中で、青い芝生を整備しなくてはならないという、喫緊かつ切実な需要が重い腰を上げさせたのではと想像するのである。

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