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週話§日曜粛々~春は名のみ~ [日常]

毎度ながら、真冬である。

と思いながら外に出ると、辛夷(コブシ)の芽の綿帽子がずいぶんと膨らんでいることに気がつく……そうだ、一か月先には辛夷が咲き出すではないか。

春は名のみと自嘲しながらも、自然界は着実に春への歩みを進めていることを実感するのである。

12月頃に“春はまだ先か”などと遠い未来のように考えてしまっているが、何のことはない……年が明ければ、4か月足らずで桜の季節となって、春爛漫なのだ。

12月頭、一番早く日が暮れる時から数えれば春はすぐそこに近づきつつあることを自覚してもいいだろう。俳句の季語に“春隣(はるとなり)”というのがあって、おおよそこの時期のことなのだが、このあたりの表現は日本人の感性ということだろうか。

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