顧話§今日の歴史~大は小を兼ねず~ [歴史]
2006年11月19日、エアバスA380がテスト飛行で日本に初飛来。
2005年に就航を始めたエアバスA380が風前の灯火である。このコロナ過禍の中で、大量輸送の意義が失われているようだ。2021年には、あえなく製造が終了となる。
そんなA380が日本に初めて飛んできたのが2006年のこと。だが、日本の航空会社はなかなか手を出すことはなかった。初めてエアバスの姿を拝んだのは2008年8月の成田空港。シンガポール航空で、第1号機を購入した航空会社である。
↓A380と初対面
さすがに巨大な機体だと思ったのは、乗客が搭乗するためのフィンガーが、上階と下階へと伸びていたことだ。ジャンボ旅客機よりもはるかに多い座席数のゆえだが、そんなA380に初めて乗ったのは2011年のことだった。
↓とにかく馬鹿でかい
搭乗前に間近で眺めてみれば、フィンガーは上階に1基、下階には2基設備されていて、まざまざと大きさを思い知り、搭乗して客室空間を見回せば、その広大なことよ。
こんなでかい飛行機が飛べるものか、離陸はいかにと身構えて動き出せば、最初はもっさりもっさり動き始め、少しずつスピードは増していっても、なかなか陸地から浮き上がらず、延々と滑走路を走ってようやく離陸したが、そのまま走り続けるのではと思うくらいだったのである。
A380に乗ったのは、2011年から2013年までの3回、フランクフルトから成田への帰国便で、その後はルフトハンザは羽田からの運行に変わり、A380に乗ることはなくなったが、さして惜しいとは思わずだった。それよりも、成田まで行かなくて済むほうがありがたかったのだ。
《歴史のトピックス一覧》
2005年に就航を始めたエアバスA380が風前の灯火である。このコロナ過禍の中で、大量輸送の意義が失われているようだ。2021年には、あえなく製造が終了となる。
そんなA380が日本に初めて飛んできたのが2006年のこと。だが、日本の航空会社はなかなか手を出すことはなかった。初めてエアバスの姿を拝んだのは2008年8月の成田空港。シンガポール航空で、第1号機を購入した航空会社である。
↓A380と初対面
さすがに巨大な機体だと思ったのは、乗客が搭乗するためのフィンガーが、上階と下階へと伸びていたことだ。ジャンボ旅客機よりもはるかに多い座席数のゆえだが、そんなA380に初めて乗ったのは2011年のことだった。
↓とにかく馬鹿でかい
搭乗前に間近で眺めてみれば、フィンガーは上階に1基、下階には2基設備されていて、まざまざと大きさを思い知り、搭乗して客室空間を見回せば、その広大なことよ。
こんなでかい飛行機が飛べるものか、離陸はいかにと身構えて動き出せば、最初はもっさりもっさり動き始め、少しずつスピードは増していっても、なかなか陸地から浮き上がらず、延々と滑走路を走ってようやく離陸したが、そのまま走り続けるのではと思うくらいだったのである。
A380に乗ったのは、2011年から2013年までの3回、フランクフルトから成田への帰国便で、その後はルフトハンザは羽田からの運行に変わり、A380に乗ることはなくなったが、さして惜しいとは思わずだった。それよりも、成田まで行かなくて済むほうがありがたかったのだ。
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2020-11-19 00:01
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