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古話§伝統芸能―マイカテゴリー― [伝統芸能]

本格的に歌舞伎見物に通うようになったのは2002年……四十代も終わり近くなってからのこと。遅ればせながら観に行けば、これがおもしろい。しまった!もっと早くから行っておけばよかったと思っても、遅かりし由良之助。

歌舞伎が一人一人の役者の円熟を見届けるものであるとするならば、20年足らずの鑑賞歴では到底間に合わず、せめては三十代の初めあたりから観ていれば、六代目歌右衛門や二代目松緑、十七代目勘三郎を眼にできたのだが。

というわけで、日本の伝統芸能に親しむためには何が必要なのかといえば、自分とともに生きていく役者とその芸なのであると痛感したのだった。

そんな伝統芸能だが、今のところは歌舞伎程度で収まっている。他の、例えば文楽も行かないわけではない。年に一度程度は国立小劇場におもむいてはひとしきり観るのだが、これは歌舞伎以上に難物で、年一といった頻度では歯が立ってくれない。というわけで、現在は“保留中”といったところだ。

もう一つ、能と狂言については、四半世紀くらい前に一度だけ公演を一通り観たことはあったが、途中から何が何だかわからなくなって、これはもう、狂言はともかく、能はこれ以上観ても、死ぬまでわからないと思った。

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