碧話§九月の青空を見上げて [日常]
7月一か月間は梅雨の日々だった。青空を見たかどうか記憶にないくらいである。8月は一転して猛暑の日々で、家から外に出るのをためらうような、そんな日々だった。
それが、9月に入ったとたんに……空が高くなった。雲もまた秋のそれへとなびくようになったのである。
そんな季節の繰り返しを数十年の間に、淡々と眺め過ごしてきたわけだが、一年を通じて、5月の五月晴れと、9月&10月の秋晴れの空が一番の好みと断言できるのもまた、この数十年の間に培われたものなのだろう。
時折、パソコンのキーボードを打つ手を休めて、北側の窓からボーっと広くなった空を眺めることの何と至福なことか。60歳より以前、学校に通っていたり、仕事に出かけていた頃に、これほど空を見上げていたことがあったかと思う。
かくして明日、齢六十六を迎える。
《日常のトピックス一覧》
それが、9月に入ったとたんに……空が高くなった。雲もまた秋のそれへとなびくようになったのである。
そんな季節の繰り返しを数十年の間に、淡々と眺め過ごしてきたわけだが、一年を通じて、5月の五月晴れと、9月&10月の秋晴れの空が一番の好みと断言できるのもまた、この数十年の間に培われたものなのだろう。
時折、パソコンのキーボードを打つ手を休めて、北側の窓からボーっと広くなった空を眺めることの何と至福なことか。60歳より以前、学校に通っていたり、仕事に出かけていた頃に、これほど空を見上げていたことがあったかと思う。
かくして明日、齢六十六を迎える。
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