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響話§バイロイト音楽祭開幕の日ですが [ワーグナー]

今年のバイロイト音楽祭は、コロナウイルス感染拡大を受けて、3月末には中止が宣言された。予定では『ニーベルングの指環』四部作の新演出上演が行われるはずだったのだが。

↓以下、写真はすべて2008年に訪れた時のもの
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この決定の結果『ニーベルングの指環』上演は、さらに遅れて2022年と2年遅れることになってしまい、来年も指環のないバイロイト音楽祭になってしまう。

↓開演15分前、10分前、5分前と演奏されるファンファーレ
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我々も2016年以来のバイロイト詣を来年あたりに予定していたのだが、先行きが見えなくなってしまった。年齢も年齢だし、今度の指環を観てバイロイト詣納めにするつもりでいたのだが。

↓幕間休憩時に正面入口から
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とはいうものの、換気環境が良好とはいえない祝祭劇場の客席がどうなっていくものか……しかも、祝祭劇場の“神秘の奈落”と呼ばれているピットは覆いが被さっているので、オーケストラのメンバーにとっては危険極まりない仕事場でもある。

↓同じくファンファーレが演奏されるバルコニーから
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そんなわけで、来年以降の音楽祭がどのような形態で開かれるものか、まだまだ想像することはできない。そんな中にあって、オーストリアのザルツブルク音楽祭は、規模と期間を縮小したものの、8月1日から30日までの予定で音楽祭を行うということだ。

↓右が舞台最奥部で、装置の搬入口が
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多くの音楽祭が中止を余儀なくされ、コロナ禍の中における開催についての試行錯誤は、なおも続く。そして我々のバイロイト詣だが、2年後、あるいは3年後にきちんと訪れて“納め”とすることができるだろうか。

↓劇場ホワイエにあった座席表。客席定員1974名
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