顧話§今日の歴史~1952年4月11日廃止~ [歴史]
1948年4月27日、日本で夏時刻法公布。
実施されたのは1948年から1951年までの4年間だけだった。かくも短期で終わったのは、いかにも“日本的な事情”が大きかったようだ。
一番は、労働時間が長くなってしまったということで、まさに日本ならではという面目躍如であろう。
個人的に日本におけるサマータイムに賛成できないのは、国土の大部分が北緯40度より南に存在していることで、例えば6月夏至の時期の日の出は4時半頃、日没は19時頃だが、これをサマータイムにすると、3時半の日の出に18時の日没という、朝方に振れ過ぎてしまうではないか。
ヨーロッパのサマータイムだと日没は21時頃で、実際の場に居合わせると、相当に遅い日没である。何しろ20時を過ぎても、太陽は北西の低いところに留まっているのだから。
サマータイムが面倒なのは、移行日にいちいち家中の時計を修正しなくてはならず、それだけでも余計な作業を強いられるし、もっと大元のところで、何やらトラブルが発生して大きな混乱をきたすことも考えられるのである。
《歴史のトピックス一覧》
実施されたのは1948年から1951年までの4年間だけだった。かくも短期で終わったのは、いかにも“日本的な事情”が大きかったようだ。
一番は、労働時間が長くなってしまったということで、まさに日本ならではという面目躍如であろう。
個人的に日本におけるサマータイムに賛成できないのは、国土の大部分が北緯40度より南に存在していることで、例えば6月夏至の時期の日の出は4時半頃、日没は19時頃だが、これをサマータイムにすると、3時半の日の出に18時の日没という、朝方に振れ過ぎてしまうではないか。
ヨーロッパのサマータイムだと日没は21時頃で、実際の場に居合わせると、相当に遅い日没である。何しろ20時を過ぎても、太陽は北西の低いところに留まっているのだから。
サマータイムが面倒なのは、移行日にいちいち家中の時計を修正しなくてはならず、それだけでも余計な作業を強いられるし、もっと大元のところで、何やらトラブルが発生して大きな混乱をきたすことも考えられるのである。
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