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節話§冬至の日没時刻~アナレンマ曲線~ [日常]

間もなく……今度の日曜日が冬至である。日の出から日没までは9時間45分で、昼が一番に短くなる。この先は、少しずつ昼が長くなっていくのだが。

だからといって、日没時刻が一番に早いかというと、旧ブログで何度も書いているように、東京で日没時刻が一番早いのは、11月30日から12月12日の間で、16時28分というものである。

なぜ、こういうことが起こるのか……それは下の画像を見ていただきたい。

analemma_24sekki.jpg

“アナレンマ曲線”と呼ばれるもので、ある場所における16時30分の太陽の位置を通年で表示したものだ。これを見ると、八の字の底は冬至の直前で、冬至はというと太陽が最も南下したことを示してはいるが、日没時刻が一番遅いわけではないのだ。

さらに不思議なことに、同じ位置にあると思い込んでいた、春分と秋分の太陽の位置がまったく違っていて、同じ位置になるのは春分と立夏の中間と、立秋と秋分の中間となっている。

これが仮に、地軸が傾いておらず垂直で、太陽を周回する軌道が正円であったら、日の出時刻も日没時刻も一年中変わることないから、八の字になることもないということなのか。

付記:このエントリーをまとめるにあたって、こちらのリンクから画像を拝借し、内容を参考にさせていただきました。どうもありがとうございます。

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